からふる

色彩講座

からふるでは、「色や光は観ることで初めて理解納得できる」をコンセプトに光や色の現象を可能な限り、可視化して提示することを目指した教材とそうした教材を活用した講座を行っています。

講座で使用可能な機器・備品・見本類

○分光測色計(Xrite製 SP60)
○高演色性LEDミニライトAL-LED-ML-NM
○各種照明光:高演色性蛍光灯D65、D50、普通型蛍光灯白色、魚肉用蛍光灯、植物育成観賞用蛍光灯、クリーンルーム用蛍光灯、3波長型蛍光灯(各色)、LEDランプ(白色、色温度可変式)、白熱電球など十数種の光源ランプ
○遮光フード、有色の陰影観察システム
○空の色、水の色観察システム
○各種標準見本帳:JIS標準色票、JIS慣用色、日塗工見本帳、NCS INDEX1950、JBCCカラーナビゲーター、PCCS Harmonic Cards 201
○独自教材(販売しています):簡易スペクトル観察器、ゲーテのプリズム観察器、偏光観察器、玉虫色(多層薄膜干渉)観察キット、回転コマキット、メタメリズム塗紙、演色性体験塗板、同化体験5色ネット、色温度変換フィルター、膨張色・収縮色体験碁石セット、有色の陰影観察用カラーフィルター、ニュートンリング観察器(近日発売)、回折観察用スリット(単独での販売はしていません)
○提示見本類:漆喰見本、土壁見本、弁柄塗、九米蔵塗、柿渋塗、塗油仕上げ、防虫防腐塗装、ステンレスの発色見本、銅の焼きなまし発色見本、レインボークリスタル、再帰反射見本
○ガラス器、陶磁器類:演色性小樽硝子器、小樽切子、青磁、常滑焼、黄瀬戸、染付、御深井焼、美濃焼、熔変磁器、亜鉛釉磁器
○その他:本紅、貝紫染め、藍染、モルフォ蝶、ヤマトタマムシの羽、ミミガイ(真珠母)等
○慣用色名に登場するストーン:ラピスラズリ(瑠璃)、マラカイト(緑青)、ターコイズ、シンナバー(真朱・朱沙)等
○光学的に興味深いストーン:カルサイト(方解石)、ウレクサイト(テレビ石)、コスモバイト(白雲母)、ラブラドライト、タイガーアイ、ホークアイ、フローライト(蛍石)、チャルコバイライト(黄銅鉱)、クリスタル(水晶)等
○CGソフト(一部販売中) アブニー効果、ベゾルト・ブリュッケ効果、補色残像、加法混色と等色関数、減法混色等
○画像データ 中部以西の伝統的建造物保存地区、近代産業遺産等伝統的景観画像(50ヶ所以上)

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色と光の不思議な世界

=観せる魅せる色彩講座 光と色の不思議な世界=

2009.6.4ベルヴェール主催(岐阜)、2009.6.20日本色彩学会くらしの色彩研究会主催(愛知)、2009.11.14 AFT講師養成講座14期有志主催(大阪)

光や色の諸現象は観ることで初めて理解でき、その世界に魅せられることでしょう。この講座では、錯視を含め色彩心理現象や補色残像などをプロジェクターを使ってインパクトのある画像で提示します。演色やメタメリズムを各種光源を駆使して観せると同時に、分光測色器や簡易スペクトル観察器を使って、原理を分かりやすく解説します。色の物理現象としての側面と心理現象(あるいは生理現象)としての側面を観察・体験を通して感じて頂く講座です。

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ゲーテが観た色彩の世界を追って

=観せる魅せる色彩講座 ゲーテが観た色彩の世界を追って=

2010.7.3 日本色彩学会東海支部研究会(愛知)、2010.7.10 Color Links主催(大阪)、2011.5.14-15 日本色彩学会全国大会企業プレゼン(千葉)

必ずしも正当な評価を受けたと言えないゲーテの色彩論、今その功績に光があてられてきています。ニュートンのスペクトル論を批判したプリズム観察、色陰現象や補色残像、薄膜干渉、回折、色相環や色の循環等々。現在でも色褪せないゲーテの観察した数々の事象を可能な限り可視化します。200年の時を超え、その鮮やかな色彩世界が目の前に広がります。

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色と光とストーンと

=観せる魅せる色彩講座 色と光とストーンと=

2010.3.28スタジオクロマート主催(愛知)、2010.9.12ベルヴェール主催(岐阜)

冬季オリンピックの華フィギアスケート、マラカイトグリーンのアイシャドウにターコイズブルーのユニフォームで舞った安藤美姫クレオパトラが、まだ記憶の片隅に残っているでしょうか。マラカイトグリーンもターコイズブルーもストーン由来の慣用色名。そんなストーン(鉱物)由来の色にまつわる話をストーン現物とともに見せる講座。複屈折による二重像が見えるカルサイトやグラスファイバーのように画像が表面に浮き出るウレクサイト、虹色に輝くラブラドライト、更には蛍光を発するフローライトなど面白い光学特性を持つ石などを全て現物で紹介します。きらめくストーンに一層魅せられることでしょう。

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ゲーテとニュートン二人が観たもの、観なかったもの

=観せる魅せる色彩講座 ゲーテとニュートン、
二人は何を観て、何を観なかったのか?=

2011.6.26 Color Links主催(大阪)

一昨年はゲーテが「色彩論」を世に出して200年の節目ということで、各地で「ゲーテの色彩論」に関する講演が行われました。残念ながら、具体的にゲーテの観た世界を提示するものは殆ど見られませんでした。色や光は観ることなしに人を魅了することも理解させることもできません。この講座ではゲーテの「色彩論」とニュートンの「光学」を比較対比しながら、可能な限り、2人が観た(あるいは観ることができなかった)光と色の数々を実際に実演、観察して頂きます。ゲーテの「生理的色彩」では、明度対比や補色対比、補色残像、膨張・収縮色、有色の影などをプロジェクターと現物(碁石測定やカラーフィルターによる有色の陰影実演)を駆使して提示します。「物理的色彩」では、ゲーテがニュートンのスペクトルに対抗心を燃やして行ったプリズム観察をスペクトル観察と比較して体験。2人がともに強い興味を持った方解石の二重像を観察するとともに、偏光板を使ってその原理を探る観察。薄膜干渉や回折、構造色による色等々を現物提示します。「化学的色彩」では、鉄の色変化を陶磁器や建材で。銅の焼きなましの色変化。貝紫染め、本紅の金属発色等々ゲーテの幅広い研究の数々を可能な限り提示します。
ゲーテの色彩に対する洞察力(詩的、神的な部分も含めて)・知識の広さに驚くと同時に近代色彩学の祖と言われるニュートンの限界も見えてきます。

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パーソナルカラーを科学する

=観せる魅せる色彩講座 パーソナルカラーを科学する=

2011.6.26 Color Links主催(大阪)

パーソナルカラーを色彩学的に研究する端緒として、ドレープによって顔色がどう変わるかを物理測色結果として示し、それが診断にどう影響するのかをデータを基に紹介します。実際にドレープを見ずに顔色変化だけが見えるツールを使ってドレープの顔色への影響を観察したり、ドレープを見る見ないでどのように診断結果が異なるかを一対比較法を用いて比較する体験も講座の中で行います。
また、ドレープのシーズン分布をどういう色表示空間で表すのが分かりやすいのかをマンセル、NCS、XYZ、Lab色空間で比較表示した結果を紹介します。NCS色空間はじめ、各色空間の特徴を理解する上でも有効でしょう。

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パーソナルカラーへの色彩学的アプローチ

=観せる魅せる色彩講座 パーソナルカラーへの色彩学的アプローチ=

2012.7.1 Color Links主催(大阪)

からふるでは、日本色彩学会くらしの色彩研究会の一員として、パーソナルカラーを色彩学的に検証する研究を行っています。2011年、12年と2年連続で計4報を全国大会で発表しています。そうした実績を踏まえ、「パーソナルカラーへの色彩学的アプローチ」と題した講演と実習を行います。Color Lab. for full Lifeのオリジナル商品NCSに基づく肌色40色票Skin Color Analyzerを使った肌色測色を行いながら、光源(メタメリズムや演色性)、色票(何故NCSなのか、NCSの特徴)、視感測色(面積効果・背景色とマスク)と物理測色(分光反射率から見えるもの、物理測色の落とし穴)の基本などを体験と実習で示していきます。また感覚的な「似合う・似合わない」を一対比較法を使って定量化・数値化する実習も行います。パーソナルカラーに限らず、色彩教育の基本的なスキルアップに役立つ構成になっています。

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SD法を使って「似合う」を解析する

=観せる魅せる色彩講座 SD法を使って「似合う」を解析する=

2013.6.30 Color Links主催(大阪)

パーソナルカラー診断では、多くの場合、カラーカテゴリーごとに数枚のドレープをあて、それが似合うか似合わないかで診断をしています。このパーソナルカラーアナリストが使う「似合う」「似合わない」の心理構成をSD法を使ってその場で解析する体験講座です。 調査結果は可能な限りその場で集計し、2013年色彩学会全国大会での同テーマの解析と合わせて紹介します。同時にSD法を有効活用するための実践的なレクチャーを手順を追って紹介します。パーソナルカラーには、あまり関心のない方でも実践的にSD法を学べる絶好の機会です。

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青の誘惑体験版

=観せる魅せる色彩講座 青の誘惑体験版=

2013.6.30 Color Links主催(大阪)

「もっとも純粋な青ともなると、いわば魅了してやまない無の世界といった感をあたえる 」「青は魅惑と沈静という相矛盾する相貌を見せる」とゲーテも「色彩論」で記述した「青」。ピラミッドの石室を飾る青いタイル、イスラム寺院の青い屋根・・・。古代より人々を魅了した「青」。 水の色、空の色に始まって絵画や工芸品、染色、磁器、生物界の青・・・。私たちを魅惑してやまない青に拘り、絵画や建築物など実物を持ち込めないものは画像で、その他のものは可能な限り現物で実際に観せます。魅せます。

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Photoshopを使って「色知覚の複雑性」を提示する

=観せる魅せる色彩講座
Photoshopを使って「色知覚の複雑性」をビジュアル提示する=

2014.6.29 Color Links主催(大阪)

アブニー効果などは実生活ではあまり意識する機会がなく、各種テキストの記載を見ても俄かには信じられない(理解しにくい)。 Photoshopでは、重ねるレイヤーの【描画モード】を変えることで輝度を変えずに純度を変えることや明るさ(あるいは彩度)だけを変化させることが【塗りの不透明度】を変えることによって容易に可能で、変化の様子を体験できる。色知覚の複雑性の例としてベゾルト・ブリュッケ現象、アブニー効果、ヘルムホルツ・コールラウシュ効果の実演を行う。またRGB,CMY混色やインパクトのある補色残像画像の作り方、等色関数の基となる等色実験の模擬体験についても紹介する。

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2015.8.1 美科研主催(名古屋) 2016.1.17 アトリエエクリュ主催(大阪)

反射・透過・吸収・屈折・干渉。回折・散乱・偏光等の光の諸現象やデザインへの応用を実際に体験・観察を通して講義。青空や水の色、水面と金属の反射の違い、ニュートンリングや回折縞など干渉の観察、光の諸現象を使ったデザイン商品などを実際に観察。ワークショップでは偏光観察器を組立て、光の不思議な現象を観察。蛍光や蓄光、再帰反射体験見本の作製等。

2015.10.10 美科研主催(名古屋) 2016.2.14 アトリエエクリュ主催(大阪)

花や魚肉を使って各種光源による色の見えの違いを体験しながら、光源のスペクトル観察と分光分布、演色の実例とメタメリズムの体験を観察と理論を結合して講義。ワークショップではメタメリズム体験塗紙、原色の反射率と色見本、演色性体験見本の製作を行う。

色の視覚効果・知覚効果

=観せる魅せる色彩講座 色の視覚効果・知覚効果=

2015.11.14 美科研主催(名古屋) 2016.4.3 アトリエエクリュ主催(大阪)

「静脈は青いのか?」「月蝕の月は何故?赤い」そんな疑問を色の視覚効果・知覚効果から解き明かす。テキストを読んだだけでは理解できない視覚効果、知覚効果をスライドショーで見せると同時にPhotoshop画面で、実際に再現してみます。また色陰現象の語源「ゲーテの有色の陰影」実験、カラーネットや碁石の観察など実物を使っての体験を行う。

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光(色料)の混色原理と等色関数

=観せる魅せる色彩講座 光(色料)の混色原理と等色関数=

  

2016.1.9 美科研主催(名古屋) 2016.5.22 アトリエエクリュ主催(大阪)

光の3原色RGBを混色すると・・・。では、色料の3原色CMYを混色すれば・・・。Photoshop上で実際に混色シミュレーションを行います。これをPowerpointで動きをつけて表現。混色原理が理解できたら、等色関数です。等色関数の成り立ちを実際の等色実験をPhotoshop上でシミュレーションし、その意味を理解します。RGB等色関数が理解できれば、XYZ等色関数は数値変換だけ。ワークショップではRGBCMYフィルムを使って混色実験をする。

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視感測色と物理測色

=観せる魅せる色彩講座 視感測色と物理測色=

  

2016.2.06 美科研主催(名古屋) 2016.7.3 アトリエエクリュ主催(大阪)

"色を測る"とは?色彩を仕事としている人でも色を測る機会は意外に少ない。その所為か、視感測色をきちんと出来る人は非常に少ない。色を測るには照明条件だけでなく、対照物との距離や面積、背景色の影響、更には対象物の光沢や質感など考慮すべき点は多い。不慣れな作業者には記憶色という厄介な影響も無視できない。そのため安易に物理測色(機器)に頼りがちだが、機器がどういう条件で何を測色しているのかを理解せぬまま、数値だけが独り歩きしているケースが多い。この講座では、NCSに基づく肌色40色票「Skin Color Analyzer」、及び日塗工塗料用標準色を使って、実際に視感測色を行いながら、視感測色のイロハを体験します。物理測色では測色器の原理と測色条件による測色値の違い、物理量:分光反射率と心理物理量:XYZの違いを実測しながら解説します。

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表色系の種類と特性・活用

=観せる魅せる色彩講座 表色系の種類と特性・活用=

  

2016.3.04 美科研主催(名古屋) 2016.9.4 アトリエエクリュ主催(大阪)

NCS、マンセル(JIS標準色票)、日塗工見本帳、JBCCカラーナビゲーター、PCCS、Yxy、Lab等(顕色系は実際に観察しながら)、表色系の特徴や目的ごとに適した用途を解説。実習では、オストワルト表色系の回転混色の作成・体験、NCS、Lab色空間に新配色カード199の色票を並べてその特徴を体験把握します。

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SD法と一対比較法

=観せる魅せる色彩講座 SD法と一対比較法=

  

2016.4.09 6.11美科研主催(名古屋) 2016.10.23 アトリエエクリュ主催(大阪)

2回連続講座により、SD法と一対比較法を実習形式で実際に手順を踏んで行います。対象としてはドレーピングによるモデルの見えを2つの方法で調査。SD法では反対語の選び方から分析の仕方を演習とリンクして講義します。同時に特殊な統計ソフトがなくてもエクセルだけでどんな情報が得られるかを実践指導します。一対比較法では、調査の簡便さと同時に順位尺度と距離尺度の違いを体験を通して学びます。モデルは参加者が交代で行いますからご自身のパーソナルカラーを科学的に知る機会にもなります。

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